ソーシャルワーカー世界を開く〜10万人に1人の病×2~

『直腸カルチノイド+平山病』10万人に1人の難病2つもちのソーシャルワーカーの闘病記…のような雑記。色んなことを書いていきます。

カルチノイド って何ぞや?私の病名

朝ごはんはいつもおにぎりとプロテインと決めているこの頃です。

 

さて、私の診断名は「直腸カルチノイド 」

 

カルチノイド ってなんぞや?と思われた方もいるかもしれません。

 

参考サイト

www.msdmanuals.com

 

www.ncc.go.jp

 

 

神経内分泌腫瘍 (neuroendocrine tumor/neoplasm: NET/NEN)

直訳で”がんもどき”という意味らしいです。

 

でも、希少がんに分類されてるんですよね。

 

症例が極めて少なく、10万人に数人程度しかいないそうです。

(宝くじはあたったことないのに、なんでこんなんばっかあたるかな( ^ω^)・・・)

 

ほかの大腸がんなどと比較すると進行は比較的ゆっくりです。

 

ただ他のリンパ節や肝臓などに遠隔転移をする可能性は無きにしも非ず。そうなってくると厄介なのがこの病気。

 

私の場合、きっかけは会社の定期健康診断での便潜血検査でした。

同僚「200円で受けれるからうけときー」

私「え、まじすか。じゃあやっとくか」

そんなかるーいノリで受けてみました。

 

〇健診当日

医者「ちょっと、便に血が混じってるんですよね。念のため精密検査を受けてください」

私「Σ(・□・;)」

まあ、ただの痔だろう。しゃあねえな。受けるか。

 

〇再検査

ということで再検査。大腸の中を内視鏡で検査。

当日、朝早くから来て、ひたすら水と下剤をのみ続けること2時間。

医者「よろしくおねがいします。じゃあ入れていきますね」

私「は、はい(ヘタレなので超ビビりながら)」

 

そうして、内視鏡がするすると入っていき、私はモニターに表示される自分の大腸を見ながら「へー。すげー」とか感心しながら見ていたんですが、途中で先生が。

 

医者「5ミリ程度のポリープがありますね。切除していいいですか?」

 

ん?ポリープ????

まじ???私まだ26歳なのにできるもんなん?

まあ、せっかくだしということでとってもらうことに。

 

そこではポリープを切除して2週間後にとったポリープの検査をするため来てくださいということで終了。

運動制限と食事制限がかかりました。

(筋トレできないのがつらかった…)

 

〇2週間後

なんだかんだ言って月日が経つのは早い。

その日も職場で

同僚「今日結果聞きに行くんやろ?怖いならついていこうか?w」

私「いや。子どもじゃないし大丈夫ですよw」

上司「え?痔やろ?w爆発したんやろ?」

私「違いますよw」

みたいなかるーいノリの会話をしてから病院に向かいました。(ほんとに仲良いんですよ。うちの職場は。)

 

そして、病院に行くと先生が深刻そうな感じで

先生「実はですね。切除した部位から悪性腫瘍がみつかったんですよ」

 

悪性腫瘍????つまりがん????GAN???

 

そこでカルチノイドの診断を受けるわけです。

 

その日は、別の病院を紹介され終了。

そこにも行ってみてわかったこと。

私の場合、グレードは1

大きさも小さかったので今すぐ命がどうこうではないけど、

問題なのは腫瘍が腸の断面近くにあり、切除はしたものの取り切れていないかもしれない。そしてそれが別の場所に転移する可能性は低いがゼロではない。とのこと。

 

じゃあ手術でとっちゃえばいいじゃんって話になるかもしれませんが、そうなると

人工肛門をつけるリスクが出てくる。

今回、腫瘍の位置が比較的肛門に近い位置にある。

そうなると、人工肛門は必ずしないといけない。

しかし、それが一時的なものか永久的なものかはわからない。

なぜなら、仮に手術をしても腸で縫合不全を起こすと結局永久的に人工肛門をつけないといけない。

 

ということで簡単には決められないんですよね。。。

 

とりあえず現状は以上。

 

これからのことはゆっくりと周囲ともはなしあって決めていこうかなと思います。